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障害者支援施設 ステップ広場ガル

各施設の紹介

生活の特徴

個室とリビング

ガルで暮らす入居者さんには、それぞれ部屋があります。
「仕事(日中活動)」以外の時間は、「自分の部屋」と「棟のリビング」という2つの空間で過ごしています。 ガルでは、入居者さんの部屋は全て個室です。1人に1つずつ部屋があります。
成人にもなると、普通「自分の部屋」というのがあるでしょう。
1人になりたい時に自分で自由に使える居室空間、それが個室です。
自分の部屋では、自分の好きなように飾れます。
自分が部屋の主人公となって、周りの人との関係を大切にしながら、 入居者さんは自分の個室を築いていきます。

このような1人ひとりの個室が、ガルの各棟には12部屋ずつあります。
そこでは固定の職員を配置し、継続的に入居者さんの援助に取り組めるようにしています。

しかし、誰かとしゃべりたい、と思った時には、各棟に1つずつリビングがあります。「家」でも、テレビを見ながら家族でぼーっと過ごす心地よい時間というものがあります。ガルでは1つひとつの棟で、家庭的な雰囲気を作ることを目指し、 職員もみんなが行きやすいリビングづくりを心がけています。

みんなとリビングにいて落ち着くこと、個室で1人落ち着くこと。

入居者さんは、自分の過ごしたい場所を選ぶことができます。
同じ棟の仲間とリビングで朝夕の食事を共にし、 寝る前にはゆっくりだんらんの時間を過ごし、個室へ帰って寝る。

これは、障害者と呼ばれる方も含め、全ての人に出来る限りノーマルに近い生活の条件を得られるようにするという「ノーマライゼーション」の原理に基づいています。
個室やリビングがあるのはごく当たり前のこと。
ガルでは、皆さんにその「当たり前」を保障していきたいと考えています。


今後の展望

個室やリビングの問題としては、まず、1つのリビングに12人の「家族(仲間)」というのは少し多すぎます。 もう少し小さな規模、小さな集団が望ましい状態だと言われています。
約5,6人で、1つのリビングがあるのが1番の理想です。ガルでももっと分割しようという案も出ていますが、改装費用がなく、すぐに実現するのは難しいです。しかし、よりよい生活の為に必ず改善していくべきだと考えています。

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